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ヨシナシゴトヲツヅリマス

Mozilla Thunderbird 8.0

長年Becky!を使ってきたのだが、今年の春頃にすべてのメールをGmailに読み込ませてしまい、クラウド環境にした。どこからもアクセスできるのはとても便利なのだが、ブラウザのインターフェースが今ひとつで、使い勝手が悪かった。IMAP対応のメーラーをうまく使えば、いいとこ取りできるかと思いしばらく試行錯誤していた。

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結局Mozilla Thunderbird 8.0を使うことで今のところは落ち着いている。

  • Look & FeelがBecky!に似ている
  • Becky!はフォルダをクリックするたびにGmailサーバに問い合わせるのが超遅いが、ThunderbirdではGmailのWebでのアクセスとそれほど変わらない
  • Gmailの全データをローカルに保持することができる(これが一番やりたかった…)
  • Becky!ではGmailは特殊だからという理由で実装されていない「アーカイブ」「迷惑マークを付ける」ボタンなど、Gmailの機能をほぼそのまま使える
複数のラベルが付いているとそれぞれのフォルダに同じメールを持っているみたいで、元々5GB程度なのにローカルで12GBくらいになっていた。しかしこれでローカルとサーバの同期をしつつ使えてローカルに完全なキャッシュを持っていることになり、やっと落ち着いてきた。やはりメーラーを使っていた方が楽である。

Thunderbirdの設定ではまったのは、ツール-アカウント設定-編集とアドレス入力-編集-HTML形式でメッセージを編集するのチェックを外しているのに、メール編集フォームでHTMLメールモードになってしまう点だ。しかしこれは、私はGmailの一つのアカウントにすべてのメールアカウントに来るメールを集めているので、メール送信時にFromヘッダを切り替えて使うため、差出人情報を設定していた。この差出人情報の編集パネルの中にある編集とアドレス入力-編集-HTML形式でメッセージを編集するのチェックを外す必要があった。もじら組で質問して解決した。言われなければちょっとすぐにはわからないと感じた。

それから、JISで送れないような文字が本文にあると、自動的にutf-8で送るのだが、utf-8で送受信したメールの本文のフォントがデフォルトのフォントと違うのだ。これは、ツール-オプション-表示-書式-フォント-詳細の中で、その他の言語のフォントを日本語のフォントと同じものにすることで解決した。

一度設定してしまえばすむものの、できないと気になって仕方がなかったので解決してよかった。

今までBecky!で使用していたテンプレートの機能などまだ解決していない部分があるが、Addonもあるし、おいおいやろうと思う。外出用のノートにも入れてデータをすべて読み込んでおく作業を今のうちにやっておくことにする。