PSLブログ

ヨシナシゴトヲツヅリマス

IPv6を無効化した弊害

今日発表されたglibc脆弱性(CVE-2015-0235、通称GHOST)は、gethostbyname関数を悪用することで、サーバ上の任意のコードを外から実行できてしまうというもので、ただちにパッチを当てるべきとのことで、さっそく受け持ちのサーバに対応させていった。最近サーバが安くなったのもあって、自社やクライアントの専用サーバやVPSがいくつもあり、それらすべてをアップデートする必要があった。

アップデートの方法自体は簡単で、glibcのパッケージをyumで更新するだけだ。

yum -y update glibc

いつもと違うのは、その後サーバ自体をrebootさせてやる必要があることで、手元にコンソールがないわけだがssh経由で片っ端からリブートをかけていったが、1台だけうまくいかないサーバがあった。

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Spreadsheet::XLSXでValの値についてしまうフリガナを除去

ExcelのワークシートをPerlで読み出してごにょごにょするプログラムを使っているだが、以前は98以前のバイナリを扱えるSpreadsheet::ParseExcelを使っていたが、さすがに古いので、同じ人がメインテナーをやっているSpreadsheet::XLSXを使っている。ところが、タイトルの通り、セルの値をValで取ってくると、フリガナがくっついてしまう(いつもではない、つくのとそうでないのとがある…)。ググったらズバリの記事を発見。

【Perl】Spreadsheet::XLSXでセルの値に勝手にフリガナが付く件について

foreach my $si ($mstr =~ /<si.*?>(.*?)<\/si/gsm) {
+                       $si =~ s!<rPh[^>]*>.*?</rPh>!!gsm;
my $str;

1行加えるだけ。とりあえず回避できた。

CentOS6でIPv6を無効にする

さくらの専用サーバからGmail宛にメールを送ったときに、迷惑メールとなったり、rejectされる現象があり、ガイドラインをチェックしていたら、送信元サーバの逆引きをどうもIPv6の方で行っているらしい。それは分かっていたのだが、さくらではIPv6の割り当てについては、sakura.ne.jpのドメイン名固定で任意に設定できないため、もし逆引きのドメインとReturn-Pathアドレスのドメインの不一致をチェックされているとすると、IPv6を無効にするしかない。

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CentOS6.3(64bit)にwkhtmltopdfをイントール

以前も自社のサーバに入れたが、今回クライアントのサーバで使いたいためインストールをしたのでメモ。

  1. wkhtmltopdfの配布サイトから、左のレーンにあるwkhtmltopdf-0.9.9-static-i386.tar.bz2をクリック
  2. ダウンロードページのリンク先をコピーして、sshウインドウ上で以下を実行(/usr/local/srcで)
    wget http://wkhtmltopdf.googlecode.com/files/wkhtmltopdf-0.9.9-static-i386.tar.bz2
  3. tarで解凍
    tar jxf wkhtmltopdf-0.9.9-static-i386.tar.bz2
  4. 出てきた wkhtmltopdf-i386 をパスの通ったところに置く
    mv wkhtmltopdf-i386 /usr/local/bin/wkhtmltopdf
  5. 必要なライブラリを入れる…私は以下の順に入れた
    yum install libX1
    yum install libXext
    yum install libXext.so.6
  6. IPAexフォントをダウンロード、解凍、インストール
    wget http://ipafont.ipa.go.jp/ipaexfont/IPAexfont00201.php
    unzip IPAexfont00201.zip
    mv IPAexfont00201 /usr/share/fonts

途中の試行錯誤は省いた。最新の(といっても2年前のものだが)0.11.0を入れると、pdf生成時に

QPixmap: Cannot create a QPixmap when no GUI is being used

を大量に吐き出し Segmentation fault となったので、1世代前のものを入れた。

試しに

wkhtmltopdf --page-size A4 http://www.yahoo.co.jp/ yahoo.pdf

とやったらばっちり出力された。

 

WP Open Graphを導入してみた

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いつも投稿するとFacebookにも自動postするのだが、楽天BOOKSのアイコンがサムネールになってしまいとてもダサい状態だったので、何とかしようと思いWP Open Graphにたどり着いた。プラグインは管理画面から検索してその場でインストール。OGPのタグを勝手に書いてくれる。サムネールもその場しのぎのものを作ってこれが使われるかテストを兼ねて投稿。

そうしたらば、なぜかtwitter/Facebookに投稿されない。Facebookデバッガーに行って調べたら、og:localeの値が"ja"となっていて、これでは認識されない。とりあえずプラグインのプログラムに"ja_JP"を直接書いてしまった。それで再度投稿。今度はうまく行くか。