複数のブロガーのエントリーを通じて数年前から存在は知っていたYAPC::Asia、yusukebeさんのブログを読んだのをきっかけに、行ってみようかなという気になり、チケットを買って行ってみた。
[caption id="attachment_472" align="alignnone" width="300"] イベントホールでのトークの風景。[/caption]
YAPC(yap-see)というのは、Yet Another Perl Conferenceの略で、Perl言語に携わるエンジニアによるお祭りのようなものと理解している。このような催しは、今まで苦手で敬遠していたが、40代も後半になって今更ながら行ってみようかなという気になるのも不思議である。今のPerlによる大規模開発をしている会社のスタッフだけでなく、広く今時の開発エンジニア(geek)が集って、事前登録制のトーク(スライド発表)をしたり聞いたり、交流したりする場になっている。数年前のYAPC:AsiaにはPerlの生みの親であるLarry Wallも来ていたそうである。
私はずーっと一人だけで仕事をしてきたので、複数スタッフによる開発経験がない。なのでプログラムや仕様などのメタデータを他人に伝えるアウトプットのノウハウがいま一番関心がある。Gitによるバージョン管理とテスト。なので、そのあたりのテーマのトークを中心にいろいろ聞いた。
- 今時のカジュアルなデータベース関連開発
- BrowserStack を用いたクライアントサイドのテスト
- 大規模Perl初心者研修を支える技術
- ぼくがかんがえたさいきょうのMVC
- CPAN Testers Reportの情報を上手に使おう!
- Perlは他言語(から|に)何を(学んだ|教えた)か
- perl な web application のためのテスト情報
- Perlで書く結合テスト
- Programming AWS with Perl
- What's new in Carton & cpanm
- GitHubでつくる、たのしい開発現場
- 可視化のためのPerl
- 個人で出来る!PerlによるWebアプリケーションの作り方
- あともう一つ…(ひみつ(^^;)
他にも聞きたかったのがあったけれど、時間が重なったり諸事情でパスした。
[caption id="attachment_475" align="alignnone" width="300"] boketeのカード。[/caption]
感想
実際に行ってみて、「面白かった」。Be socialは実践できなかったけれど、トークの内容を理解できないこともあったけれど、場の雰囲気がよかった。もっと若いうちから触れていれば刺激に なって違う自分がいただろうなあと思ってしまったが過去のことを言っても仕方がない。
- みんな若いorz
- boketeのネタカードもらえた(^^;
- 話が面白い人とそうでもない人がいた(すみません!)
- 生yusukebeさんと生makidaiさんと生dankogaiさんと生miyagawaさんを拝見できた(*^_^*)。
- Cartonモジュールが熱いらしい
- redisが熱いらしい
- みんなGitHub使ってる
- Test::*をいろいろ使いたくなった
[caption id="attachment_471" align="alignnone" width="300"] これがあってとても助かった。[/caption]
一番面白かった(笑った)のは、事情によりここではお話しできないYAPC非公式セッション。トーク自体が一番よかったのはmoznionさん、トークの内容が一番よかったのはGitHubの話。
いつか、CPANに何でもいいからモジュールを公開してみたいと思った。そういう気にさせる催しだった。次開催されたときには是非参加したいと思う。次はもっとsocialに。
[caption id="attachment_476" align="alignnone" width="225"] 中秋の名月ということで会場にしつらえた掛け軸(^^; "Pearls (Perl) fill the heavens, and the Hackers shall have the world as they please."[/caption]