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ヨシナシゴトヲツヅリマス

proxyのトラブル

少し前の話。

以前に納品したシステムの焼き直しをあるエンドクライアントのネットワーク環境から使ってみたら、GWに立っているサーバが、パスに"cgi-bin"を含むURLのgetリクエストをキャッシュして、他のリクエストに対してキャッシュから返すという動作していたために、セッションIDの重複して払い出す問題が起きてしまい、大変なことになった。テスト段階で見過ごしていて、本番稼働直後に判明したため、エンドクライアントの元へ出向いて症状を再現して、自分のPCにsquidを立ててsquid.confのhierarchy_stoplistやrefresh_patternから"cgi-bin"をわざわざ外して症状を再現して、修正後に再度テストに赴いて合計まるまる4日間他の仕事が一切できなかった。いまだにそのスケジュールを引きずっていて、年内に終わらせる予定の案件が結構残っている。

上記のように書くと簡単なのだが、最初症状を報告されても、何のことだか分からなかった。分かってみると、なるほど、今回納品したシステムの利用者は、すべて同じLANからGWを経て外に出て行くため、そのLANの外でテストでただけでは分からないはずだった。いい経験だったが、とても懲りた。